Filter By

台湾の有機グリーンパパイヤ、健康を保つ長寿の果実

台湾の有機グリーンパパイヤ、健康を保つ長寿の果実

多くの果物は熟してから食用する必要がありますが、パパイヤは、熟れる前でも熟れた状態でも夏に食欲を促し体の熱をとるのに良い果物です。 パパイヤは、ビタミンA、B、C、β-カロテンが豊富で、さまざまなミネラルも含んでいます。WHO世界保健機関によって最も栄養価の高い果物の1つとして評価されており、「長寿フルーツ」としても知られています
台灣オーガニックファインティー&フード

多くの果物は熟してから食用する必要がありますが、パパイヤは、熟れる前でも熟れた状態でも夏に食欲を促し体の熱をとるのに良い果物です。 パパイヤは、ビタミンA、B、C、β-カロテンが豊富で、さまざまなミネラルも含んでいます。WHO世界保健機関によって最も栄養価の高い果物の1つとして評価されており、「長寿フルーツ」としても知られています。

台農二号、台湾パパイヤの覇者

パパイヤの北京語の学術名は「番木瓜」で、「番」という字は中国以外の作物を意味します。原産地はアメリカで、17世紀に西インド諸島を経てアジアにもたらされ、清王朝後期に中国から台湾に伝わりました。

台湾のパパイヤ栽培は1960年代に始まり、鳳山熱帯園試験分所から「日陞(日の出という意味)」品種が選抜されました。その後も、多くの品種が選抜されましたが、その中でも台農2号という品種は成長力が強く、収穫高が多く、高糖度、適度なサイズで美しい形をしおり、過去30年間、台湾で90%以上の市場シェア占め、消費者に深く愛されているおいしい品種です。

現在、台湾は3種類のパパイヤ、台農2号、日陞、紅妃が作られています。

パパイヤは暖かく風通しの良い場所が好み

パパイヤは、パパイヤ科の多年生植物の熱帯果樹です。常緑の小型の喬木で、葉は大きく、葉柄は細く、幹は中が空洞で脆く、根の張り方が浅い植物です。干ばつに弱く、強風や洪水にも弱いので、有機パパイヤ農場は高い畝と排水溝を作り、水はけのよい粗い砂や礫を含む土壌で、日光が十分に当たるようにし、風通しを良くして栽培します。台湾の有機パパイヤは、台南、高雄、屏東、嘉義、及び北回帰線より南の地区に分布しており、南投、雲林、花蓮、苗栗及び台東も栽培に適しています。

パパイヤ栽培の一番の悩みは病気で、有機農家は、善玉菌を使って土壌を活性化したり、自作の有機肥料と酵素液体肥料を混ぜて水やりをしたり、間作トウモロコシなどの高茎作物を間作に使い、アブラムシの侵入を阻止し、病気の感染を減らします。

病気が発生した株はすぐに切り倒し、工具を通じて感染が広がらないように注意します。そのため、パパイヤは連続栽培には向きません。コストは高くなっても、病虫害を減らし品質と生産量を最高の状態に保っています。

パパイヤの実は柔らかくなったら即食べてOK、エチレンガスは有効利用

パパイヤはエチレンガスを放出する晩熟果実です。バナナ、キウイ、カスタードアップル(釋迦)など他の果実をパパイヤと一緒に袋に入れておくと、エチレンガスにより早く熟させることができます。買ったら新聞紙に包み、常温で2〜3日置き、ヘタが柔らかくなったら早めに食べ終わるようにします。

グリーンパパイヤ酵素は、タンパク質と脂肪を消化吸収しやすくし、体質改善を促し、体の機能を整える作用があります。タイ料理のグリーンパパイヤは、甘酸っぱい味の前菜として冷製サラダや炒め物でいただきます。パパイヤミルク、ドライパパイヤやパパイヤビネガー、また、薬用パパイヤクリームもあります。パパイヤには食用の薬効と美容両方の価値があると言えます。

Share :

台湾有機関連情報のお問い合わせ